今回もやってまいりました!
教えて!【エアブラシってどんな物?】シリーズです。
前回は、モノトーンで描く犬の絵でしたが、今回は何色か使ったフルカラーの絵を解説したいと思います。
教えて!【エアブラシってどんな物?】シリーズ14!
今回はフルカラーの絵を解説したいと思いますが、写真の画像などを参考にいきなりフルカラーの絵を描くのも難しいと思いますので、まずは手始めにアニメタッチの物で解説したいと思います。
今回の題材にするのはフジテレビのアニメでお馴染みの「ちいかわ」を描いたのを紹介します。
こういったアニメタッチの物は使用してる色も何色かですし、絵が複雑過ぎませんので参考にし易いと思います。
しかし、侮らないでくださいね!
こういったアニメ系の絵は、エアブラシの基本特性の「点・線・ぼかし」のほぼ線しか使用してません。
エアブラシは、ぼかしが得意なぶん、ぼかさない事が苦手です(汗)
アニメタッチはベタ塗りが多く、絵の多くは細い線のアウトラインがあります。この2点がポイントで難しい所です。
それでは、最初の画像から。
今回も下描きはトレースしてあります。
アウトラインは黒ですが、最初に描いてしまうと黒の線に他の色が乗ってしまいますので、まずはベタ塗りの部分から色を入れていきます。
色味の調整は、少し描いてみて色味を確認してから全体的に描いていきます。
ギターと切株を塗り終わりました。
下描きからはみ出さないように、丁寧にベタ塗りをしていきます。
エアブラシは口径が小さいので塗り残しや透けていたりするので、ベタ塗りの際は塗りムラがないように丁寧に塗っていくのがポイントです。
白を入れていきます。
白は、特にムラになりやすく透けやすいので気をつけたいのですが、やりすぎてミストが広がったり塗料がハジいたりしないように気をつけましょう。
頭の部分のベタ塗りを終えたら、カラーの部分は完成です。
ここからは、いよいよ緊張の連続となるアウトラインを描いていきます。
アニメタッチのアウトラインは、エアブラシで線を描く難しさで言えば、かなり上位の難易度です(汗)
むしろアニメタッチのアウトラインの線が描ければ、エアブラシで線を描くのはマスターしたと言っても良いですね!
そして完成がこちら。
線やベタ塗りは難易度が高めですが、アニメタッチの絵はフルカラーの色使いの参考になると思いますので、カラーに挑戦する最初として描いてみると良いと思います。
調色や描いたときの色のでかた、色乗りの具合など確認できます。
今回も、過去の動画から解説致しましたので、You Tubeの動画も下のリンクから一緒に見て下さい。
給油口にエアブラシで【ちいかわ】を描く!
マンツーマンのエアブラシ教室も定期的に出来たらいいなと考えております。
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